*乱読事始め*

気の向くままに視覚に入った本・インスピレーションを感じた本の感想を書いてみます。

新書

「絶筆」で人間を読む-画家は最後に何を描いたか-中野 京子:シリーズ三部作の最後は「絶筆」 期待は裏切られることなく、あっという間に完読。

なかなか本をゆっくり本を読む時間が無く。。。というのは自分に対する言い訳。 就寝前の数分が読書タイムになってしまったこの頃。 そんな貧しい読書生活の中で、あっという間に完読してしまった一冊を記録しておきます。 きっかけと本書との出会い。 先日T…

狙われた自治体「ごみ行政の闇に消えた命」-下野新聞「鹿沼取材班」:暴力に立ち向かった犠牲者に黙祷。

狙われた自治体 事実として受け止めるにしても重い。 とても重い内容の本だった。 官業癒着を断罪する裁判に発展した事件。下野新聞は官と暴力の癒着に着目し、事件を追っていく。 暴力団になぜ?いとも簡単に自治体が屈する事になったのか? この事件をきっ…

沈みゆく大国 アメリカ<逃げ切れ! 日本の医療>ー堤 未果:良書です。 「無知」は隙を与えることになる事を知ってほしい。 大切なものを、当たり前の暮らしを合法的に奪われてしまわないように。

前作の衝撃から、さらに進んだ日本国医療制度に伸びる魔の手。 国民は疎外され、役人・政治家=金融マフィアの思惑通りに着々と 私達の権利は 奪われつつあるようです。 どれぐらいの人がこの事実を知っているのだろうか? 前篇の「沈みゆく大国アメリカ」で…

日本と韓国:朝日新聞社編 なんと発行日は 昭和50年5月30日 こんな時だから 過去に発行された本を読んでおこう。

安倍首相が就任してからというものの、日韓は首脳会談の見込みもなく、 手を変え品を変えの反日運動(嫌がらせに近いけれど)にもひたすら 耐えてきたが、この問題は本当に1000年まで続くのかと。 本書を読んでみて、改めて絶望的な気持ちになってくる。 こ…

不動産関連本:まったく新しい「0円賃貸」で高収益マンション投資術ー森 裕嗣 これってホントに0円でできるのかな??

タイトルにインパクトあり、おまけに出版社が幻冬舎とうことで、 ✔してみました。 はっきり言います。 都心に不動産物件を所有されているオーナーさんにとっては あまりお役に立たない本かもしれません。 「0円賃貸」が成り立つセオリーに無理があるように思…

投資家がお金よりも大切にしていることー藤野 英人:久々に感動。良書です。

本書の帯に 糸井重里氏:これはいい参考書です。 うちのスタッフも全員買いましたよ。 堀江貴文氏:もっと話題になって売れていいい本だ。投資・お金に関する正論のオンパレード。 とどめが「インベスターZ」も大推薦。 となれば、手に取ってみたくなるわね…

資産フライト 「増税日本」から脱出する方法-みな平等に!公平に! 累進課税は善か?悪か? 

すでに大きなトピックとなっている 相続税の改正が発表されて、いよいよ今年から適用となり、遺産に係る基礎控除の金額が 5,000万→3,000万になり、東京都内に住んでいる一般市民は関係ないもんね~。なんてどこ吹く風の事と聞き流す事が出来なくなりました。…

沈みゆく大国 アメリカ-堤 未果:日本人なら一度は読んでおいた方が良い。

残念なのは、タイトルが平凡すぎて 書店ではなかなか手に取ってもらえない可能性があります。 「沈みゆく大国 アメリカ」 この題名で どんな内容を想像します? 「オバマ大統領の医療保険制度改革法の行方」風に 何かサブタイトルをつけないと リーマン後の…

平成経済事件の怪物たち

かって世間を賑わせた経済事件、スキャンダルは一体どんな事件だったのか?突然、メディアを騒がせて どうなることかと思っているうちにこれまた 突然の幕引きで有耶無耶になり、『結局、あの騒ぎの結末はどーなったんだろ?』ダイジェスト版でレビューする…

不動産投資でこう儲けなさい!

はっきり言います。費用対効果が全く望めない本です。不動産で儲けなさい。と本の題名になっているくせに、結局は証券会社 のおっさんの付け焼き刃的なアドバイスで終わってる中途半端な本。以下、釈然としないポイント。第二章『不動産投資で大きな波に乗る…