不動産関連本:まったく新しい「0円賃貸」で高収益マンション投資術ー森 裕嗣 これってホントに0円でできるのかな??
タイトルにインパクトあり、おまけに出版社が幻冬舎とうことで、
✔してみました。
はっきり言います。
都心に不動産物件を所有されているオーナーさんにとっては
あまりお役に立たない本かもしれません。
「0円賃貸」が成り立つセオリーに無理があるように思えてなりません。
逆にこの疑問を払拭してくれるような、納得できる説明が欲しい。
「0円賃貸」とはどんなもの?
著者の森氏 曰く 「0円賃貸」とは近年よく見かける
「敷金ゼロ」
「礼金ゼロ」
物件とは異なる。そうです。
森氏の提唱している 「0円賃貸」とは?
敷金、礼金はもちろん、退去時の現状回復費も0円
火災保険も0円、24時間駆けつけサービスも0円
家賃保証料と呼ばれる滞納家賃の保証料も0円
場合によってはオーナーさんに一定のリフォーム費用も提供するそうな。
すごいな~。と感心しつつ、読み進めてみると
第4章「0円賃貸」の儲かるカラクリ とありまして、
志を共にする オーナーさん、不動産管理会社に0円賃貸のクラブに入会していただき、サービスを提供しているそうです。
そして、このクラブ会費が「0円賃貸」を生み出しているそうな。
クラブ会費は地域や物件により異なるそうですが、
地方の例を挙げると、平均して オーナーさんから月々1,500円
入居者さんから 2,500円 を徴収。
この原資が「0円賃貸」を生み出しているんだって。
そして この「0円賃貸」を完全な0円に進化させるときに
大いに役立ったのが 家賃保証事業を自分たちで行い、融合させることなんですって。
完全な0円に進化させる?って どういう事なんでしょ。
その後も 「0円賃貸」はすばらしいシステムです。!
を自画自賛した挙句、悶々としたまま、「0円賃貸」のメリットアピールばかりで
逆に 0円賃貸のデメリットや問題点についてはっきりとした説明が無いので、
不安が募るばかり。。。 原資はクラブ費用?だけってホントかな??
謎なんです。
付録として ゼロ賃マスターの森さんの
☆入居率100パーセント倶楽部☆ 豪華プレゼントつきであるので、
こちらは わくわく感があり、惹かれてしまうものの、
どうもプロモーション?戦略に乗せられてしまっているようで
癪に障る。
しかし、不動産関連本って、この手の登録誘致をいざなう本が多いのも気になるが、
まあ。 いいかな。
まったく新しい「0円賃貸」で高収益マンション投資術 (幻冬舎単行本)
- 作者: 森裕嗣
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: Kindle版
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