ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
記念すべき初めての乱読記録は
マネー・ヘッタ・チャンの
「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」。
この本は数年前、リーマンショック後に出版された本なのですが、
最近、同じく幻冬舎から 「ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子」
が上梓されたので、読書レコードを記録するにあたり。。。
ここはやはり ヘッタ・チャンとの出会いから
記録しておかないといかんのでは? と思いこのGWに再度レビューしてみました。
この本を購入したのは 第三話のピノキオ銀行 を立ち読みして
[あの騒ぎってこんなことだったのね。]と理解に至ったから。
あの騒ぎとは。。。
バブルが弾けた頃、原宿や青山辺りをノー天気に散歩していた私は、
裏通りに入ると 普通のお宅の玄関や窓に
「私は〇士銀行(今は〇〇ほ銀行)にだまされました。断固として
私は戦います。!!」 とまあ。。。勇ましい内容の看板が
掲示してあり。。。家主のご主人が銀行員とおぼしき3人組みの行員に2階から
拡声器で必死に抵抗していたのです。高級住宅街の真ん中での尋常なき状況に、
「いったいこれなに?」 と思いながら散歩を続けていたのを覚えています。
答えは くだんの第三話のピノキオ銀行 で充分理解→納得。変額保険の恐ろしさに
凍りつきました。おそろしや。。。銀行。
それから ちゃんと 金融のいろは を勉強すればいいのですが、
何分、手を変え品を変え わかりやすいものをわかりにくくするのが
金融とお役所のお仕事ですから。 凡人の私なんぞは太刀打ちできず。
このままではいわれるがままに 彼らの計略に乗っかって身の破滅街道まっしぐら。
はなんとか避けたいので、銀行からのセールスコールが
あるたびに読み返しては
「だまされないようにしよ。」 と自分を諌めています。やっぱりボンビーはやだもんね。 老後ぐらい 好きなもの食べたいし。
そんなことにならないように、
巻末にある 参考文献たちはきっと勉強の助けになるはず。。。
できる限り目を通してみようと思います。
もちろん 今後もマネー・ヘッタ・チャンの著作に注視していきます。
- 作者: マネー・ヘッタ・チャン
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 15人 クリック: 336回
- この商品を含むブログ (65件) を見る